出る出ると言われながら、なかなか公募がスタートしなかったものづくり補助金二次公募です。
出る出る詐欺かよ!と叫びたいところでしたが、ようやく二次公募がスタートいたしました。
当然、一次の採択率が50%超えということで、注目度が高く、相談案件も増えております。
以前に ものづくり補助金の採択率と金額はデカイ! の記事でもものづくり補助金に触れており、本当に採択率の高いオススメの補助金です。
意外と一次不採択だった。というよりは、二次公募での申請が初めてというお客様が多く、まだまだ情報は行き届いていないのだなぁ~と痛感しております。
さて、そんな二次公募の概要を説明していきます。
締め切りはいつ?
- 公募開始:平成30年8月 3日(金)
- 締 切:平成30年9月10日(月)〔当日消印有効〕
※電子申請:平成30年9月11日(火)15:00
締め切りは9月10日です。あまり時間がありませんね。電子申請は9月11日までです。
採択率は?
締め切りの確認はバッチリですが、注意しておきたいことがあります。今回(平成29年度補正)のものづくり補助金2次公募は、競争が激しくなる可能性が大いに感じられます!
ものづくり補助金は1000億の予算をかけ、大型補助金として注目を集めましたが、1次公募の採択企業数が9,518者で、補助上限額が1,000万円です。当然500万円の小規模枠で通過した事業者の方もいますし、補助上限まで届いていない申請の方もいらっしゃるでしょうが、間違いなく予算枠は残り少ないです。
申請は電子申告?紙で提出?どちらが通りやすい?
これは、意外と悩みの種ですよね。実は、紙で提出となると、正本1部に副本5部の、計6部が必要になります。しかも、紙のフラットファイルに順番に綴じること。とか、CD-ROMつけろとか、色々と要件があって、非常に面倒です。
電子申請の方が、1日猶予があるし、ペーパーレスの時代にのってるし、電子申請の方が楽だよね。と思わることでしょう。
どちらが受かりやすいか?というのは、「無い!」と言っていいでしょう。電子であっても紙であっても、結局は申請書の中身が重要です。
ただ、イメージとして、「紙の方が、申請書の内容を伝えやすい」というのは、間違いありません。
それは、申請書の中身だけでなく、書類の整え方であったり、写真の位置や図の配置などなど、そのすべてで勝負ができます。また、多くの企業が紙ベースで提出をしており、そういった中では、紙ベースで提出するというのが、当社としてもおすすめの方法です。
加点項目を確認しておこう!
補助金申請は、「加点式」の審査方法です。つまり、減点式だと100点から始まって間違いを探すことになりますが、加点式は、決まった審査項目に沿って、きちんと書かれているかを審査されるのです。スポーツで例えるなら、「フィギュアスケート」と言えます。
その中でも、今から取れる加点があります。それが、
- 経営力向上計画(業種によって、経済産業局だったり国税局だったり農政局だったりする)
- 先端設備等導入計画(各市町村に提出)
というものです。これは、それぞれ提出先は異なりますが、内容としては似通ったものです。どちらも、生産性向上の取り組み、付加価値向上の取り組みを行います!と申請を行い、国や自治体がそれを認定するというものです。
この計画の良いところは、「まず、落ちない!」ということです。どんどん、認定していきたい!というのが、国の方針ですから、よっぽど「ヘンテコ」な内容じゃない限り、まず通ります。
「安心してください、通りますよ。」ということです。
なぜ、そんなヘンテコな内容にならないかというと、それにも理由があります。
ポイント
どちらの計画も「経営革新計画認定支援機関」が発行する「確認書」をつけなければいけないからです。経営革新計画認定支援機関ってなに?と思われるかもしれませんが、中小企業の経営をサポートするために、設置されている支援機関で、銀行や商工会、商工会議所、都道府県が運営する支援機関、税理士事務所や中小企業診断士、民間コンサル会社が取得しています。どこか一つでも訪ねていけば、間違いなくサポートしてくれます。もちろん、民間は「有料」になる可能性もあるので、その点は注意が必要です。
上記の2つが加点項目としてあって、比較的容易に取得が可能です。
加点を取って、少しでも採択されやすい状況にしておきましょう!!
まとめ
ものづくり補助金二次公募まとめ
- 締め切りは平成30年9月10日(電子申請あ9月11日まで)
- 採択率は通常よりかなり低めが予想される
- 申請はなるべく「紙」がおすすめ
- 「経営力向上計画」と「先端設備等導入計画」で加点を狙おう!
補助金全般に言えますが、締め切りは期限はいつも早いので急いで提出しましょう。
自信がない方は
また今回のものづくり補助金二次公募は通常より採択率がかなり低めだと予想されます。
ものづくり補助金を通したいけど、なおさら自信がない方は是非補助金大臣をご利用下さい。
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