補助金や助成金にも様々な種類のものがあります。
例えば、
- 販売促進系
- 商品開発系
- 海外展開系
- ものづくり系
- 労務系
- 生産性向上系
などなど、補助金や助成金は用途によって、区分されているのです。
国の方針に沿って、予算が決められ、割り振られているのです。
そんな補助金、助成金ですが、もう一つ分け方としてあるのが、「地方別」という区分です。
私の住む北陸地方(石川、富山、福井)にも、各都道府県、各市町村が独自の予算を組み、公募している補助金が数多くあります。
各地方の色が出ていると言ってよいでしょう。
そんな各自治体の補助金、助成金をご紹介していきます。
北陸三県の補助金
今回は、北陸三県のものに限定しますが、おそらく皆さんのお住まいの自治体ごとに特色ある補助金が出ているはずです。
知らない間に終わってた。なんてこともよくある話ですので、常に情報にアンテナを張って、チャンスを逃さないようにしてくださいね。
今回、ご紹介するのは、各地方の「特産物」「伝統工芸」「ものづくり技術」といったものを活用した商品開発、販路開拓を支援する補助金です。
1.石川県
「平成30年度いしかわ中小企業チャレンジ支援ファンド」(平成30年8月23日締め切り)
概要
平成20年より10年間にわたって県内企業の商品開発を支援してきた「活性化ファンド」をリニューアルし、
全国最大となる400億円基金に拡充した「いしかわ中小企業チャレンジ支援ファンド」を新たに創設しています。
石川県の魅力ある地域資源を活用した新商品開発・販路開拓の取り組み等を支援するほか、新たに石川県の経済けん引する機械・繊維等のものづくり中小企業による新製品開発から販路開拓までを総合的に支援する特別枠を設け、石川県の経済成長を促す新ビジネス・新事業創出を支援してくれます。
https://www.isico.or.jp/site/shinseihin/challengefund.html
2.富山県
「とやま中小企業チャレンジファンド事業」(終了)
概要
産地の技術や農林水産品、観光資源等、富山県の地域資源を有効に活用して行う事業を支援
※具体的な対象事業については下記のとおり
- 富山県が指定する地域資源を活用し、新商品・新サービスを開発しようとする事業
- 上記 1.と合わせて行う販路開拓の事業
・展示会の開催又は見本市への参加、県外、国外において行う販路開拓のための展示会等への参加
・専門コンサルタントの活用等により行う販路開拓に関する調査、指導
・新商品等の販路開拓等のための広報事業 - 上記1.、2.が生産性向上につながるものであること
- その他選定委員会が適当と認める事業
富山県の地域資源を活用する補助金は残念ながら、公募が終了しております。また、来年を待ちましょう。
3.福井県
地域産業資源を活用した新商品・新サービス開発助成金 【新】ふくいの逸品創造ファンド事業(9月10日締め切り)
概要
福井県内の特色ある産業資源を活用し、顧客ニーズを的確につかんだ新商品・新サービスの開発および販路開拓にかかる取組みを支援します。
新商品開発事業
- ニーズ調査等の市場調査にかかる経費
- 新商品開発のための試作等にかかる経費
- 開発した新商品の求評活動にかかる経費
従業員旅費、専門家謝金、専門家旅費、資材購入費、外注加工費、試作用機械器具等購入費、機械改造費、借損料、会場借料、会場整備費、サンプル作成費、雑役務費、通訳・翻訳料、委託費(ただし、その事業の全てを委託するものを除く。)、産業財産権等取得費、資料購入費、印刷製本費、通信運搬費、消耗品費
販路開拓事業
- 展示会出展など販路開拓にかかる経費
- 新商品の広報宣伝活動にかかる経費
従業員旅費、専門家謝金、専門家旅費、販路開拓用機械器具等購入費(ただし、取得価格が50万円以上のものを除く。)、会場借料、会場整備費、サンプル作成費、借損料、雑役務費、通訳・翻訳料、委託費(ただし、その事業の全てを委託するものを除く。)、資料購入費、広告宣伝費、ホームページ作成費、印刷製本費、通信運搬費、消耗品費
という感じです。石川県と福井県は、まだ募集中ということで、ぜひ挑戦してみてください。
もちろん申請書は大変になりますので、当社まで委託くだされば、着手金無料!完全成果報酬で請け負います。