初めまして。補助金大臣を運営している廣瀬といいます。これからこのブログを通して、
- 補助金・助成金を分かりやすくかみ砕いて解説
- 採択されやすい裏情報
- 落とし穴や注意点
- 専門的視点
などで解説していきます。宜しくお願い致します。
今回はメジャーな補助金の1つ「ものづくり補助金」について分かりやすく解説していきます。
弊社では今まで多くの補助金を通してきましたが、その中で一番数が多いのがその「ものづくり補助金」で、一番おすすめの補助金です。
なぜ、ものづくり補助金はおすすめなのか?
ものづくり補助金ってなんぞや?
ものづくり補助金って、聞いたことはあるけど、具体的にどんなものなの?とお思いのことでしょう。まず、ものづくり補助金とは何なのか?から説明していきます。
制度の経緯
ものづくり補助金の制度は、自民党が政権を取り、安倍晋三首相になった平成24年度にスタートした制度です。それから、内容や補助金額は少し変化もしていますが、制度そのものは、ずっと続いています。平成30年度の制度は、「平成29年度補正予算 ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」という名称です。通称ものづくり補助金と言われています。
どんな補助金か
どんな補助金かというと、公募要領(補助金の説明書)の言葉を借りると、「中小企業・小規模事業者が取り組む、生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するものです。」とのこと。
これだけ読んで、意味がわかるって方は、かなりの補助金マスターと言えるでしょう。
ほとんどの方が理解に苦しむと思いますが、簡単に言ってしまうと
「中小企業や小規模事業者の新しい取り組みに、設備投資やシステム投資が必要ならお金を出しますよ」
ということです。
「それなら、どんな設備でもOKなの?」
と思われるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
この制度は、「ばら撒き」なんて言われ方もしていますが、とは言っても「申請書」を出せば何でもかんでも採択される。というものではありません。
つまり、一定の採点基準が設けられていて、その採点基準に則って、得点を取っていかなければならないのです。
スポーツに例えるのであれば、フィギュアスケートといえるでしょう。
これが、ものづくり補助金の大まかな内容です。では、なぜものづくり補助金は人気なのか?そのポイントについてみていきましょう。
ものづくり補助金は、採択率が高い!
フィギュアスケートと同じで、採点方式を採用しているものづくり補助金ですが、過去の採択結果を見てみると、以下のようになっています。
はい、御覧のように概ね40%ほどの採択率になっています。
得点の高い申請書の上から40%が採択され、補助金を受給できる権利を持ったということです。
今年度の1次公募においては、
- 応募件数:17,112件(17,275者)
- 採択件数:9,443件(9,518者)
- 採択率:55.2%
- 採択件数は昨年度比155%
件数としては過去最高となる9,443件(9,518者)が採択されています。
採択率5割超ということは、2社に1社ですから、かなり高い採択率だったと言えます。それで落ちてしまったら、かなりショックですよね。だからこそ、落ちないためには、どのようなポイントで得点が入るのか、そのコツをきちんと理解しなければいけないということになります。
ものづくり補助金は採択金額が大きい!
ものづくり補助金は、補助上限額が原則1000万円(小規模型は500万円)となっていて、もらえる補助金の中では、金額はかなり大きい方だと言えます。
同じ小規模事業者が申請できる商工会議所が主催する「小規模事業者持続化補助金」は、50万円が補助上限、IT導入補助金も50万円が補助上限と考えると、かなり大きい金額ということがわかりますね。
補助率に関していうと、
- 「企業間データ活用型」: 2/3
- 「一般型」: 1/2
- 「小規模型」(小規模事業者以外の事業者の場合): 1/2
- 「小規模型」(小規模事業者の場合):2/3
ただし、「一般型」においては補助率が1/2から2/3にアップされる制度があります。その制度については、また後述することとします。
このような状況からものづくり補助金はとても人気があるということになります!
まとめ
それでは今回のものづくり補助金に関する記事をまとめていきます。
ものづくり補助金まとめ
- 採択の計算方法はフィギュアスケートのような採点形式をとっている
- 今年度の採択率は「55.2%」と結構高い
- 採択金額も最高で「1,000万円」とかなり大きい
- 補助率は最高で「2/3」も貰える
このように採択率や補助金の額が大きいものづくり補助金。
「採択率55.2%ならウチでも目指そう!」
と思われた方、是非チャレンジしてみて下さい。
申請が面倒だな、と思われたら
しかしながらもし申請が「結構面倒くさいな」とか「自信がない」とか「逆に考えると半分落ちているし、もし万が一通らなかったら時間の無駄になるな」など、思われたら弊社を是非活用して下さい。
弊社、補助金大臣ではものづくり補助金を始め、全ての補助金・助成金代行をしております。
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最後まで当ブログを見ていただきありがとうございました。